歴史あるねぶた祭の中でも、運行団体専属の囃子方として最初に発足したのが「に組」の囃子方です。伝統の荒川地区の「共通囃子」を守り続け、ハネトが跳ねやすいテンポの演奏とし、あえて隊列にもこだわらず、ハネトも観客も一緒に楽しめる囃子を心がけています。
目印の「白半纏」は各自専用。認められた者だけが採寸して設えることができる一点もので、この白半纏を着用できることが、メンバーの誇りとなっています。
生音にこだわり、マイクやスピーカーなどの電気音響を一切使わないのも特徴。遠くからでもこの生音で「に組」とわかるよう演奏する。結成以来、かたくなに貫いている伝統です。